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No.1 はじまりはすべて「地場産品」だった。
16.「タイ・日本人会」を訪問しました。
6月下旬から7月当初にかけて、シンガポール及びタイ・バンコクへ市場調査に出かけてきました。
中でもバンコクの「タイ日本人会」の副会長様に大変お世話になりました。
ありがとうございました!!
「タイ日本人会」は発足して100年。世界中の日本人会の中で、一番古い日本人会なのだそうです。
昨年9月に「タイと共に歩んで」泰国日本人会百年史を編纂され、幸運なことに一冊戴くことができました。(A4判・上製本・358P)
帰ってからでは待ちきれなくて、夜ごと、ページを開きました。多くの方々が寄稿されていましたが、最も感慨が深かったのは、戦前・戦中・戦後の記録です。
水浸しのキャンプに収容され、そこから皆さんが協力して橋をかけたり、土を掘り起こしてあぜ道をつくったり、水浴場を作ったりと、その記述は圧巻です。
また古い写真も記録されており、貴重な資料であると思います。
そして、この「100年史」には、タイ王国と、タイの人々に対する限りない感謝の気持ちとあたたかい愛情に包まれていました。
「文章は経国の大業なり」の故事のごとく、「生きてきた証」を記録することは後世の人々への大きな財産であると感じ入りました。
15.6次産業化プランナーとして
「一次産業の振興」を方針として、商品開発や輸出支援に係わるようになって、丸3年が経ちました。この間、新しい仕事に取組ませて頂いてきました。
加工品作りからネーミング、パッケージデザイン、OEM先の検討、加工機械の導入、販路開拓等、「現場主義」でお客様と一緒に試行錯誤を続けながら「創造」してきたという充実感があります。
お客様の「こんな商品にしたい」という思い=夢をカタチにするために、ひたすらお客様の声に耳を傾けることが、成功要因につながると実感しています。
「この商品のまわりにたくさんの笑顔が生まれるイメージにしたい」という声から生まれたのが、このネーミングとパッケージデザイン。イチゴムースとイチゴソースです。
14.「FOOD EXPO 2012香港」に行って来ました!
8月16日に開幕した、世界26カ国・地域から1000以上の企業、団体が参加する国際食品見本市「フード・エキスポ2012」に行って来ました。
香港貿易発展局の主催で、会場は香港島・ワンチャイにある香港会議展覧中心。日本から33都道府県の225社・団体が出展しました。このうちジェトロ(日本貿易振興機構)主催の「ジャパン・パビリオン」に出展した2社のお手伝いです。「ジャパン・パビリオン」は5階建ての建物の5階で、その奥のスペースにもかかわらず、連日多くの方々が日本ブースを訪れました。1階から5階までずっとブースが並ぶなか、5階まで訪れるパワーには“すごいなぁ”と感心しました。
13.繁体字の商品紹介、大活躍でした。
多言語商品紹介パンフレット・第1号を持参して、お客様と一緒に香港、台北に行って来ました。
さて反応はどうだったでしょうか。結論から言いますと、大活躍してきました。すべての訪問先で、このパンフレットを介して具体的な商談を行うことができました。
相手国言語での商品案内を持つことは、輸出への取組み姿勢を示すこと。つまり“本気度”を理解頂く重要なツールであり、これがあることで商談がグンと進展することが立証されたと思います。
制作する立場からも、たくさんの気づきがありました。
ポイントは、最初の段階の、日本語での原稿作成にかかっているということ。
日本人にとっては当たり前でも、“相手国の人にとってはどうだろうか。”と、きめ細かく検討して行く。
さらに、「ことば」で理解できる範囲か、「写真」で伝えるべきか等など配慮しなければならない。
これらを翻訳者と丹念に確認しながら翻訳を進めて頂く・・・。
こんなプロセスがとても大事であると実感しました。
